レーシングスプリング [直巻き・樽型] -PRO210-
STRAIGHT SPRING / BARREL spring
本気で挑む者達へ。性能で応える本格派レーシングスプリング
ハイスピードの極限領域で求められるしなやかなストロークとスムーズな荷重移動、
そして、ステアリングを切ったときのリニアな手応えや意のままに操れるコントロール性。
時には相反するこれらのファクターを高次元で融合したレースのための完全専用設計。

モータースポーツを通じて磨かれ鍛え抜かれた技術やノウハウを最大限に活かし、
あらゆるマシンに合うセッティング能力の高さと、冷間成形により高品質かつ高精度に作られ、
コンマ数ミリの長さやレートの立ち上がり方のバラつきを極限まで抑えた究極の高性能レーシングスプリング。
 
レーシングマシンのフットワークを底上げするtanabe製レーシングスプリング
モータースポーツで得たノウハウを凝縮しフィードバック
スタイリングの変化やダウンフォースを得やすくするための車高調整、 コントロール性に優れるハンドリングや乗り心地。そして優れたドライビングフィールや 高い基準での安全性や耐久性など、求められるあらゆる面において高次元にバランスのとれた スプリングを皆様のもとへお届けするために。 国内屈指の生産設備とレーシングスピリッツ溢れる経験豊かなクラフトマンの腕によって tanabeのレーシングスプリングは作られています。
  1. 01抜群の設計力
    レーシングマシンあるいは競技ベースのスポーツカーにおいて現車を用いた採寸をおこない、 100以上の項目を徹底的にチェック。その上で車両の特性やキャラクターを踏まえ、 目指すべき方向性を決定します。 蓄積されたノウハウにより最適なダウン量やストローク量を導き出し、実車に装着して走行テストを実施。 理想のフィーリングが得られるまでこの行程を繰り返し、最終的な仕様へと煮詰めていきます。
  2. 02厳選された超高張力鋼材
    tanabeのレーシングスプリングに使用される鋼材は高周波誘導加熱処理が施された冷間成形専用の特別なバネ材。 さらにこの鋼材の特性を活かし切る設計と製法により、2100N/㎟という圧倒的な引っ張り強度が得られ、 重量を軽くしながらもヘタリに強いレーシングマシンに最適な性能を得ています。
  3. 03ハイパワーコイリングマシンによる冷間成形
    加熱した鋼材をコイリングする熱間成形に対し、tanabeが採用する冷間成形(非加熱常温成形)は熱による素材の劣化を防ぎ、 ロット内の個体差を極限まで抑えられる、高精度かつ高性能なレーシングスプリングを作るのに最適な製造方法。 レースでの長時間の高負荷状態に耐え得る、高い耐久性を有しています。
  4. 05ダブルショットピーニング
    小さな金属の粒(ショット)を毎秒数十mという高速でスプリング表面に打ちつけることで鍛え上げ、飛躍的に疲労強度(耐ヘタリ性)を向上させます。 tanabeでは2回に分けて大小の金属球でショットピーニングを行うことによりその効果をさらに高めており、スプリングの破損や折損を防止しています。
  5. 07徹底した品質管理
    スプリングレート、スプリング最大荷重、最大許容ストローク量を検査。車に取り付けた際の想定荷重をかけて100万回に及ぶの最大許容荷重試験(性能テスト)を実施します。 また同形状・同寸法においてもロット内での性能差を無くすため、レーシングスプリング独自の厳格な基準が設定され、それをクリアしたスプリングのみが各チームへと届けられます。
  6. 08塗装工程
    サスペンションの耐腐食性能も、安全・安心を支える重要なファクター。tanabeのレース用スプリングの防錆対策は、『リン酸亜鉛皮膜化成』という高度な下地処理からはじまり 『カチオン電着塗装』で本塗り、さらに上塗りは塗膜の厚い『粉体塗装』を施すことで、キズや融雪剤に対する耐久性も圧倒的なレベルを誇ります。
  7. 09最終検査
    完成後のレース用スプリングは製造した全数で性能検査を実施し、規格に合格する製品のみを出荷するシステムをとっております。 これは、JASO(自動車技術会)規格を数段上回る厳しい管理基準となり、tanabe製レーシングスプリングの高品質・高性能の証明でもあります。
市販車向け・車高調交換用レーシングスプリング -SUSTEC PRO210-
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