サスペンション
SUSPENSION
直前側方運転視界基準について
リフトアップにより運転席からの視界に死角が増える傾向にあります。tanabeでは国土交通省が定める
「乗用車等の運転者の視界基準の概要」にならい「直前側方運転視界基準」の検査確認を行っております。

【参考リンク】
国土交通省ホームページ道路運送車両の保安基準等の一部改正及び道路運送車両の保安基準の細目を定める告示の一部改正について
直前側方運転視界基準の検査確認方法
〇車両は平坦なところに置き、タイヤの空気圧はメーカー指定値に調整。
〇運転姿勢でハンドルを握り、標準的な運転姿勢を取った状態を基準とする。
〇シート調整機構の前後、上下共に可動範囲を測定し 真ん中を割り出し確認位置を決定。
〇背もたれは鉛直面(垂直面)から後方へ25°で設定。
〇クッション等でのかさ上げは禁止。
〇開発スタッフの体格を考慮しアイポイント「低・中・高」それぞれのスタッフでのチェックを徹底。
〇検査車両に補助ミラー、カメラがグレード違い・オプションアイテムに有無があるかどうかの確認。
〇写真撮影。
※写真撮影の状態。 このように検査確認を行うことで安心してお使いいただけるように心がけております。
リフトアップによる直前側方運転視界基準の適用について
tanabeでは前述の基準を設け検査確認を行っておりますが、各検査機関や検査員の判断や車両状態によって不適合と判断される場合がございます。
車両個体差や車両状態(重量、ホイール、タイヤサイズ、タイヤ空気圧等)や、検査員の体格、検査品(障害物)による判定差があるため、検査機関へ確認の上、各車両の仕様確認と視界確保等の対策が必要になります。
直前側方運転視界基準の対策
基準に適合しない場合は、視界を確保するために、ミラー・カメラ・ドライブレコーダーなどを用い、基準となる範囲の対象物の視認確保する必要があります。
保安基準の合否に関らず、リフトアップした場合は対策されることを推奨いたします。