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SSF製法

TECHNOLOGY To make the wheel of the ideal, it was born. It is wheel manufacturing method 'SSF' of the reformation.

夢だったホイールを、現実のモノにするために生まれた。それが革新のホイール製法『SSF』です。

デザインや構造を変更するだけでは、不可能だった究極のライトウェイトホイール。
私たちは製法から革新することで、かつてない超軽量を実現しました。
鍛造でも鋳造でもない新世代のホイール製法『SSF』。
スピードスターホイールは独創の技術でアスリートたちの夢に応えます。

SSFなら『軽さ』も『強さ』も、『美しさ』までもが思うまま

『SSF』とはSemi Solid Forging(半溶融鍛造)の略。1970年代に米国で開発されたアルミ素材の新しい成型技術です。
スピードスターホイールは、この技術をベースにしたアルミホイールの製造?量産化に世界で初めて成功しました。
これまでアルミホイールの製法といえば、素材を高圧でプレスする「鍛造」、もしくは素材を溶解して型に流し成型する「鋳造」のいずれか。
鍛造は強度に優れるホイールが作りやすい反面、設計の自由度に欠けるのが難点。
一方、鋳造は優れた造形力を持つものの、強度を確保するにはある程度の質量(重さ)が必要となり、両者共に長所もあれば短所もあるというのが実際のところです。

スピードスターホイールのSSFは、そんな両者の長所のみを活かした画期的な製法技術。
素材を半溶融状態で加工することで鍛造と同等の強度を確保でき、しかも鋳造と同様に細部まで自由に設計することが可能です。
プレス機のパワーを主体に強度をかせぐ鍛造と違い、設計の自由度を活かしてホイールの基本性能である『軽さ』と『強さ』、さらに造形の『美しさ』までを高度に追求できるSSF製法。
図り知れない可能性を秘めたこの製法の歴史は、まだ始まったばかりです。

ビレットカッター

ビレットカッター
MHDビレットを必要な質量に切断

インダクション・ヒーティング

インダクション・ヒーティング
切断されたビレットを高周波電気誘導加熱炉にて過熱

SSFプレス

SSFプレス
半溶融鍛造プレス機にて高圧瞬間成型

the strongest technology 最先端の技術を最強の技術に昇華させる+αのテクノロジー

【MHDビレット】 ホイールの強度を高める『高純度MHDビレット素材』

加工中に不純物が混入する心配のない半溶融状態で高圧成型し、鍛造に匹敵する強さを確保するSSF製法。
特殊なレシピで調合した素材となるMHDビレットは、電磁的な撹拌によって樹枝状晶が切断されるため、材料のアルミそのものも高純度。クオリティの高い高強度を実現しています。

電磁加熱によるMHDビレットの半溶融状態

電磁加熱を施したA357MHDビレットは、ナイフでも切れるぐらい柔らかなバターの様な状態となり、粘性の強い個体と液体の中間点、すなわち半溶融状態になります。

電磁加熱によるMHDビレットの半溶融状態
A357アルミ合金による通常の鋳造品の顕微鏡写真(×200)

結晶構造が樹枝状晶(デンドライト)であるために、一定の力が加わると黒く見えている部分(添加物)に弱い方向性が生じやすく剛性及び強度が低下する箇所ができやすい特性があります。

A357アルミ合金による通常の鋳造品の顕微鏡写真(×200)
MHDビレットによるSSF製品の顕微鏡写真(×200)

電磁撹拌を施すことによって樹枝状晶(デンドライト)をせん断し微細な粒状組織となっています。
一定の力が加わっても、粒子が密につながっているため、弱い方向性が生じにくく、均一な剛性及び強度を確保します。

MHDビレットによるSSF製品の顕微鏡写真(×200)

サイズ別専用設計 軽さと強さを最適にバランス『サイズ別専用設計』

ホイールはサイズによって装着されるクルマ(重量やパワー)が変わり、ホイールに加わる力が変わります。
SSFで製造されるホイールは、造形の柔軟さを活かし、全サイズ専用設計。
同じアイテムもサイズによってスポークの本数や太さはもちろん細部まで微妙に異なる設計で軽さと強さを最適

10 SPOKE & 12 SPOKE

SSF製法に関して、お問い合わせの多い質問にお答えします。

1SSF製法の最大のメリットはなんですか?
鍛造と鋳造の長所だけを活用できるところです。
鍛造の長所は軽くて強いホイールを作りやすいことで、短所は造形の自由度が制限される点。
一方、鋳造は造形の自由度は高いももの、強度を確保するにはある程度の質量が必要になります。
SSFは、そんな両者の長所だけを活かせる製法で、自由な設計で軽く、強く、デザイン性にも優れるホイールを作ることができます。
2他にもSSFを採用するホイールメーカーはあるの?
強度と複雑な造形、さらに軽量性を必要とする航空機の部品等に多用されるSSF製法。
スピードスターホイールはこの製造ライセンスを米国のアルコア社より取得。アルミホイールの量産化に世界で初めて成功しました。
製造工程のほとんどで特許を取得しており、技術も商品の性能もコピーすることはできません。
3製造コストが高く、ホイールが高額になるのでは?
従来の鍛造や鋳造と違い、製造ラインの大半がコンピュータ制御によってオートメーション化されていることも、SSF製法の特徴の一つ。
素材となる特殊なMHDビレットはハイコストですが、製造の効率が高く、工程における欠陥品も出にくいため、トータルとして価格は鍛造に比べてリーズナブルな設定です。
4どんなホイール(商品)に採用されていますか?
SSRの『Typeシリーズ』などスポーツモデルが中心です。
より軽くより強いホイールを求めて、スピードスターホイールが開発したSSF製法。
現在、この製法で作られるアイテムはスポーツユースにターゲットを絞ったTypeシリーズ、及びプレミアムモデルのヴェルフェンとなります。
なお、今後は優れた造形力を活かし、ドレスアップ系ホイールにも展開する予定です。

ハイブリッド2PIECE パフォーマンスを一段と引き上げる『ハイブリッド2PIECE』

年々ハイパフォーマンス化が進むクルマとタイヤ。モータースポーツのステージでは、マシンのパワーもタイヤのグリップ力も、さらに強大です。SSF製法によって製造されるホイールは、モータースポーツでの過酷な使用にも耐えうるように、応力が集中するホイールのイン側に高硬度を誇るHTM(熱処理)リムを配したハイブリッド2PIECE【※1】もラインナップ。

耐衝撃性に優れるSSFフェイスとの組み合わせによって絶対的なホイールパフォーマンスを一段と高め、文字通りのレーシングクオリティを得ています。なお、異なる材質のリムを一つに結合するハイブリッド2PIECEは、溶接が非常に困難で、これもスピードスターホイールならではの特殊技術。長年に渡り技能を磨き続けたスペシャリストだけに、この工程は託されます。

※1 17・18・19インチのサイズに設定

SSF製法 HTM(熱処理リム)